みなさん、こんにちは! 今日は前回に引き続き古代エジプトのふくろう事情についてのお話です(∩・∀・)∩ 個人的にはとても楽しいこの企画、はたしてついて来て下さる方がいらっしゃるのでしょうか?? 若干不安になりつつも引き続き更新していきますね! ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ まず、こちらが先日も紹介させていただいたヒエログラフのふくろうさんです。 完全に一致‼!!! 冗談はこのくらいにして、一目でふくろうだとわかる文字じゃないでしょうか? 実はこの文字、意図的に足が折れているように描かれているパターンもあるんです! なんでも復活と攻撃を表すために、足を折られた生贄のふくろうを表しているんだとか……(;・`ω・´) ヒエログラフは神殿や神様と同一視されていたファラオのお墓等に刻まれていた神聖な文字(神聖文字とか聖刻文字と呼ばれています)なんですか、この話を聞くとなんだか意味深ですね…… 古代のエジプトではふくろうさんはどう思われていたのかな? ドラ〇もんとタイムマシンがあったらちょっと聞いてみたい気もしますね(笑) そしてもう一つ! これってふくろうさんがモデルなのかな?という信仰もあったので少しだけ紹介しちゃいます! ●みなさんは【バー】って聞いたことありますか? 夜にやってるお酒を出す店のことじゃないですよ! 古代エジプトの魂についての考え方に出てくる言葉です(・∀・)/ 古代のエジプトでは人間の霊魂は名前である【レン】、影である【シュト】、心臓である【イブ】、さらに日本ではあまりなじみのない【バー】と【カー】の5つからできていると信じられていました。 この中で【バー】はその人個人の人格に基づいた魂の様なもの、【カー】は生まれつき人間に備わっている生命力や活力の様なものらしいです。 この【カー】が肉体(アクトといいます)から離れてしまうことが「死」であると言われています。 ただ、人間の死後、この【カー】と【バー】が来世で一つになると【アク】と呼ばれる祝福された魂になって、イアル野(古代エジプトにおける楽園のこと)で永遠に生きられるというのが古代エジプトにおける生死感なんですね。 来世といっても日本でいう転生して現世に戻ってくるという考え方ではなく、イアル野でよみがえることがエジプト流の考え方(・ω・)b 楽園に行くには【カー】と【バー】、さらに【アクト】が不可欠なんですが…… ●今、どうして急にアクト(肉体)がでてきたの?っと思われた方! 実はこの【カー】さん、飲食により維持されているので肉体から離れると消滅してしまうんです! そこで肉体が朽ちてしまわないように考案されたのがミイラさん。 もう一つつっこんじゃうと、このミイラ(生きている間は肉体)とカー(生命力)を結び付けてくれるのがバー(魂)で、死後もカーが消えちゃわないように、バーが夜な夜なお供え物を運んできてくれるらしいんですが……?? もう面倒なので死んだあと肉体に残る魂がカーで、離れるのがバー。バーはあの世にもいっちゃうアクティブな魂だけどカーが呼んでるからいつかは戻ってくるし、戻ってきたら戻ってきたで一つに合体するし祝福されたら楽園で復活するよ!くらいの意訳でもいけるでしょうか? ・ ・ ・ ・ ・ ・ エジプトの人許してくれる??ダメかな? むしろ本当にあってる??Oo。。( ̄¬ ̄*) めちゃくちゃ脱線しましたが、このお世話をしてくれる【バー】は人間の顔をした鳥として描かれていることが多いんです\(゜□゜)/ ここでふくろうさんの顔を見てみましょう。 両目が正面を向いていて、どことな~く「人間の顔」のようにみえませんか??
本当に、ほんと~~うにもしかしてなんですけど、夜になるとお墓の周りで活動しているふくろうさんを見たエジプトの人たちが、「あれはご先祖さまのバー(魂)だ!」と思ったのかもしれない……なんて考えちゃいました(・∀・) これには諸説ありますし、長い古代エジプトの歴史の中で魂に関する考え方や、宗教も変化していっているのでここで紹介したことが全部その通りかというと全然違うんですが…… こればっかりは、タイムスリップしてみないとわからないかな?(`・ω・´)ゞ 古代ロマンに胸をはせつつ、ふくろうさんのお顔をガン見するからしでした(笑)
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