皆さんこんにちは!!
今日はタイトル通り『ふくろうさん達とリンゴ農家さんの関係』についてお話を… 普段あまり目にすることのない野生のふくろうさん達ですが 青森のりんご農家さんとは切っても切れない縁のあるふくろうさん達もいるんです それは… リンゴ農家さんを悩ますネズミの食害。 せっかく大切に育てたリンゴを台無しにされてしまっては、農家さん達の生活が脅かされてしまいます。 ですが…ふくろうさん達が子育てをする巣の周りのリンゴ畑では、ハタネズミの数が6割以上減少していることが弘前大などの研究で分かり、ふくろうさん達を呼ぶ巣箱設置の有効性を示す論文が以前英科学誌に掲載されたことがあります。 ※弘前大農学生命科学部の東信行教授と岩手大大学院連合農学研究科のムラノ千恵さんらの研究成果が英生態学会の科学誌「ジャーナル・オブ・アプライド・エコロジー」に発表されています。 リンゴ畑に生息するハタネズミは、エサが減る冬にリンゴの木をかじって枯らしてしまうこともあるそう。 一方、研究室の2001~07年に青森市浪岡地区のリンゴ畑でふくろうさん達の巣をビデオ撮影したところ、卵がかえる4月ごろから雛が巣立つまでの約1カ月間に親鳥は巣1か所あたり最大300匹のエサを子育てのために捕獲8~9割がハタネズミだったそうです。 これは主にウラルアウル(日本ではフクロウ呼ばれています)と言う種類のふくろうさん達ですが… 子育ての時期には、安心できる巣と安定した餌の確保が必要不可欠ですもんね!! それにしても300匹のネズミを雛の為に一生懸命捕まえてくるふくろうさん達、親の愛を感じます。 ふくろうさん達の餌の確保ができて農家さんのリンゴも守れる、どちらもWINWINな素敵な関係です。 もちろんふくろうさん達がいる農園は農薬などは使用しない為、美味しくて安全なリンゴが収穫できるんですって!! 海外の農家さんとメンフクロウ達の様に ふくろうさん達と私達が身近に生活できる環境が日本にもあるって嬉しくなっちゃいますよね!
2 コメント
かつおぶし
12/12/2021 16:07:26
すごく興味深い研究ですね!
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ふくろうの里
12/25/2021 13:32:49
お返事が遅くなってしまってすみません💦
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